# 北海道馬鈴薯事業部
INTERVIEW #03
フィールドマンW.M
- 現部署
- 府県馬鈴薯事業部 主任
- 入社年
- 2019年
- 前職
- 営業職
異業種から農業の現場へ
前職は住宅営業だったので、農業の知識はゼロでした。同僚や上司のサポートを受けながら、座学と実地研修を繰り返し、少しずつフィールドマンという仕事に慣れていきました。栽培技術や品種開発の専門部署による研修や、フィールドマン向けの勉強会など教育体制が充実していて、学ぶ機会が多くありました。また、はじめは上司や先輩と一緒に契約生産者のもとを訪問しOJTのような形で必要な知識やスキルを身に着けいてくことができました。前職で培った営業スキルが契約生産者とコミュニケーションをとるうえで役に立っていますし、自然に囲まれながらどんどん新しいことに挑戦することができ、日々とても充実しているなと感じています。
契約生産者とともに育てる
東北エリアでは、じゃがいもの栽培が初めてという契約生産者も多くいらっしゃいます。だからこそ、じゃがいも栽培に関する様々な説明会や講習会を行い、基礎知識をお伝えしたり、畑で一緒に手を動かしながら指導することを大切にしています。安心感を持っていただけるようにこまめに電話やメールで連絡を取り、生育状況や気象情報を共有することを意識しています。収量アップや品質向上の成果が数字となって返ってきたときや、契約生産者から「あなたに支えてもらって本当によかった」と言われる瞬間が、私にとって最大の喜びです。そうしたやりとりを重ね、契約生産者と生産側と調達側を超えた“パートナー”としての信頼関係を築いています。
自然を相手にする仕事
だからこその苦労と学び
フィールドマンの大変なことは自然を相手にする仕事ということです。特に、豪雨災害によりじゃがいもが全部腐ってしまったことは深く印象に残っています。東北は稲作が主流の地域のため畑に水が溜まってしまい冠水してしまいました。当時私は何も行動を起こすことができませんでしたが、役員や北海道からの応援チームが全社を挙げて契約生産者に寄り添う姿や、泥塗れになりながら畑に入り被害状況を確認する姿を目の当たりにしました。
そこで契約生産者を第一に考える姿勢と、スピード感を持って対応することの重要性を学びました。それ以来、契約生産者のメリットを第一に考えることと、スピード感ある対応を意識しています。自然相手のため想定外のことが起きることもありますが、だからこそ、思いやりを持つことと臨機応変な対応がフィールドマンに求められることだと思います。
1日のスケジュール
- 8:30
- 出勤
- 9:00
- 畑の巡回
-
12:00
~13:00 - 昼食・休憩
- 13:00
- 契約生産者対応
- 15:00
-
電話連絡や
報告まとめなどの
事務作業
(在宅) - 17:00
- 退勤
